コインパーキング事業の舞台裏

2011.06.13

国内には現在、六五〇〇万台近くの車が走っていると考えられる。この車が四〇〇〇万台を超えた頃から、ようやく行政当局は、駐車場問題に真剣に取り組む姿勢をみせはじめた。また、自動車メーカーも、駐車場の整備をきちんとしなければ、車の売れ行きに影響がでてくると考えはじめた。だが、主にこれは、車庫証明という車の売れ行きに直接影響を与える分野の動きで、月極駐車場なら車庫証明が取れるから有利、というような偏った方向に進んだのである。時間駐車の問題は置き去りにされてしまったままだ。そして、例の狂乱の土地ブームが起きた。地上げをして、地形を整え、土地そのものが投機対象になっていたから、囲いをして大事に保有していたところが、アッという間にこの狂乱地価は暴落する。土地が動かなくなった。こうして塩漬けにされたまま、売れない、利用できない、借り手がみつからないままの地面が、都心のあちこちに点在する。この時間駐車の問題と塩漬け土地(遊休地)を結びつけたのが、タイムズ・パーキングである。バブル崩壊後、地価下落で動かなくなった所有地を駐車場にして活用する地主は多いが、実際問題、集金やメンテナンス作業など、手間暇のかかる仕事であり、そのおりに利幅の少ない商売である。もともとコストがかかっていないのだからやむを得ない面もあるが、駐車場にしたことで逆に、安全や防犯の問題に頭を悩ませなければならない羽目に陥った。そこで「餅は餅屋」、駐車場経営のプロにまかせるのが結局は得策。こうした地主の需要を取り込んだのが、パーク24である。

コインパーキングの経営について
http://www.ypark.co.jp/
サンコー・コミュニティ株式会社の駐車場メンテナンスサービス
http://www.sanko-c.jp/