プチ整形のことを友人から聞いた

2011.09.21

「何、店でも出すって?」何を夢見たいなことをという素振りで、夫がいいました。「すぐにはムリだけど、でも、頑張れば……」「何をどう頑張るのだ。仕事なんてしたこともないクセに」ここしばらくのイライラをぶつけるように、夫は吐き捨てました。ムリもありません。夫の緊張感とプレッシャーは、このとき極限に達していたのだと思います。「とりあえず、働き口探してみる。あとのことは、それから考えよう」私は夫の苦々しい顔に向かって、そういいました。さて、それからが大変でした。

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就職活動なんて、生まれてこのかた、一度だってしたことがありません。私は洋服ダンスを開け、その中から一張羅のスーツを引っぱり出して身繕いを整えると、求人誌のページを繰って、片端から面接に押しかけました。しかし、結果は全滅でした。考えてみれば、それも当たり前。昨日までただの主婦だったオバサンが、いきなりダサいスーツ着込んで突撃してくるのです。お店の方だって、さぞかし当惑されたことでしょう。そんなときにプチ整形のことを友人から聞きました。今では仕事も見つかり、充実した日々をおくっています。