“三河モンロー主義”からの脱却

2011.08.15

財界活動ばかりではない。トヨタは日本を代表する企業にふさわしい企業のあり方を模索し、ドラスチックな方向転換をはかったのである。トヨタほど、危機をバネにして成長してきた企業はない。倒産の瀬戸際まで追い込まれた危機をバネにして、高収益企業をつくりあげたことなどは、その典型である。一九八九年、トヨタにとって企業イメージを大きく損なう事件が起きた。『コロナ』『カリーナ』『セリカ』などの、八七年十二月から八九年四月までに生産された主力車種に欠陥が見つかったにもかかわらず、それが判明してから半年近くにわたって運輸省に正確な報告を行わなかったため、トヨタは運輸省から厳重注意処分を受けたのである。このニュースはもちろん、新聞の社会面で大きく扱われ、トヨタはマスコミの批判にさらされた。企業イメージの低下ばかりでなく、クルマの販売にも影響を与えかねない重大事件だった。しかし、なんとトヨタはこの危機によるマイナスを、プラスに転じてしまったのである。

[注目サイト]
愛知県で中古車を探す
http://www.goo-net.com/area/tokai/aichi/

香川県で中古車を探す
http://www.goo-net.com/area/shikoku/kagawa/

新潟県で中古車を探す
http://www.goo-net.com/area/koushinetu/nigata/