健康診断でさえ見つけることのできないかくれ肥満は要注意

2012.02.03

標準体重プラス10〜20%までは、肥満ではなく「肥満ぎみ」と呼ばれていますが、実際には「肥満ぎみ」の大半が、脂肪率30%を超える肥満になるのではないかと、私は考えています。もっと多くの肥満が、標準体重の裏には隠れているはずです。標準体重は、体重の中身(脂肪や筋肉の割合)や体重の変化を考えなかったために、多くのかくれ肥満を見のがしてきた可能性があります。また、標準体重の範囲内であるのを口実に、かくれ肥満者たちが自分を甘やかし、ますます脂肪がついてしまうことになるかもしれません。体重だけでは計れない肥満、それがかくれ肥満です。かくれ肥満は目に見えないために、見逃され、気づかれずに、体の中でひそかに進行していきます。それがいつか全身を冒し、目に見える肥満と同じように、恐ろしい成人病を引き起こし、自分と家族を苦しめることになります。目に見えないゆえに、自分が肥満であると知らないかくれ肥満。健康診断でさえ見つけることのできないかくれ肥満は、皆さんの一人ひとりが、自分で注意することによって発見していかなければならないのです。