私なりの「しあわせ結婚宣言」

2011.07.13

よく「不幸はみな違う顔をしているが、しあわせはみな同じ顔をしている」と言われる。しかし、私は「しあわせもまたさまざまな顔を持つのではないか」と思っている。ごくごく日常的な出来事の中にも、抱え切れないほどの感動や愛が包み込まれているみんなそのことになかなか気づかないのだが、気づく瞬間もあるだろう。さて思いがけない貧乏旅行になってしまったが、それゆえにこそ忘れられない、あのバリ島への家族旅行。その何日目かの朝のことだった。私は激しいスコールで目が覚めた。テラスでヤシの本が揺れ、まだうす暗い海に立つ波の様子を見ていると、途中から夫もやってきた。子どもたちはグッスリ眠っている。急に雨があがり、雲が切れた。鳥たちがさえずり始めた。すばらしい朝の訪れだった。何もしゃべらなくても、このときばかりは熱いコーヒーがなくても、私はとても満足していた。この人とパートナーになったから、こんなにおもしろい。これからの人生もきっとおもしろいことがいろいろあるに違いないと思った。これが、今現在の私なりの「しあわせ結婚宣言」である。そして、あなたの「しあわせ結婚宣言」はあなたにしか作り出せない究極のオリジナル作品である。きっとあなたは、もうその作品を作り始めているに違いない。